コンセプト

CONCEPT-1
機能的で美しい建築デザインに特化し、
健康で快適な住空間を創造します。
洗練されていて、かっこよくて、シンプル。でも使いやすい。だからこそ、使いやすい。工業製品であれ、職人の手仕事による伝統工芸品であれ、 素晴らしいデザインの身近なモノに共通するキーワードです。
しかし、住宅は美術品ではありません。子育てや老後の生活など、あくまで現実的な日常生活を健康で快適に送れなければ意味がありません。高気密・高断熱に始まり、耐震、外断熱、地熱利用、自然素材。この業界に携わりながら、ひたすら健康と快適性を求めた住宅を提供する事に取り組んで来ました。そして私たち目指すべきスタイルは、断熱方法や工法・構造だけにこだわるのではなく、“「機能的で美しいデザイン」によって暮らしを楽しくしたり、家事や子育てなど日々の生活を楽にする住まい”の提供であり、“佇まいで暮らしぶりや個性を表現する住まいのオーナーである満足感”を感じて頂くことだと気付きました。
もちろん、耐震性能や断熱性能といった基本的な性能を充分に確保した上で、さらなる満足がデザインされるべきだと。 35年もの間、住宅ローンを返済して行き甲斐のある、永く愛される住宅。晩年、子供たちや関わりのある人達に、それまでの暮らしが刻まれた自身の人生の証だと誇れるような「経年美化」して住み継がれて行く住まい。そんな洗練された住まいを、私たちの住むこの街にも建築して行きたい。

「大手ハウスメーカーの量産的で他と似たようなデザインや雰囲気の住宅では満たされない。」
「工務店のいくら費用をかけたとしても、どこか垢抜けない住まいでは諦めたくない。」
「建築設計事務所のプライバシーや居住性を無視した設計者の強い個性を求めてはいない。」

このような想いに応える為に、私たちは『機能的で洗練されたデザイン』と『最高の快適性』を両立した住まいを追い求めます。
心に抱くイメージと夢を私たちにお話し下さい。
ご家族の個性と暮らしをデザインする最高のパートナーとして、全力でお手伝いさせて頂きます。
造形、“見た目“ にこだわる。オリジナルを大切にする。
心を揺さぶられるようなデザイン。誰もが一度はそんなデザインに出会ったことが何度かあるのではないでしょうか。例えば車のスタイリングに心を射抜かれてしまったとか、かわいい配色の食器に一目惚れしてしまったとか。
心が求めるデザインは十人十色。単純に「カッコイイ」「カワイイ」と思っていることを思い切って私たちにお話しください。
「サイコロのような真四角な家がほしい。」「宙に浮いたような階段がかっこいい。」「外から窓が無いような家がいい。」「床から天井まで壁一面本棚にしたい。」「世界にひとつのオーダーキッチンで料理したい。」「バルコニーでお風呂に入りたい。」どんな大胆な、そして些細な事でも伝えてください。建築のプロとして、現実的なレベルで検討し、設計・工事の手間を惜しまずにご提案致します。クライアント様の無垢な要望が私たちのクリエイティブな建築設計につながると考えています。
無駄なものは無くす。
昨今、業界でシンプルモダンと言われている近代的で流行りの住宅デザインは、やがて飽きられて古臭くなってしまうのでしょうか。 カントリー風やクラシック風など、他文化の伝統的スタイルを真似た住宅はいつまでも色あせないのでしょうか。世に溢れる住宅デザインをスタイル分けしてその答えを見つけることは難しいと思います。建築だけでなく工業製品なども、歴史に支持されてきたデザインは生み出されたその当時は最先端なものでした。そして、人々の生活に広く受け入れられてきたデザインに共通することは、“ 生活する上で必要であったから ” だと言えるのではないでしょうか。

私たちは、モダン、トラディショナルにかかわらず『意味のないデザインを造り込まない』ことを設計の基本として、住まい手のライフスタイルとパーソナリティに必要とされるイメージを見極めながら合理的でシンプルにデザインし、永く愛される建築デザインを目指します。
自然の力をパッシブデザインで採り入れる。
バッシブデザインとは、冷暖房設備に頼らず「光」や「風」を家の中へ採り入れ、あるいは遮るといった自然現象の力を、「軒」や「庇」に代表される、住まいの【形】によって機能的に作用させ、快適な室内環境をつくることです。かつての伝統民家のように、気候風土や地域特性を考慮したデザインと言えるかもしれません。パッシブデザインを採り入れる住まいは、パーツやディテール毎に全て役割が与えられていると言えます。私たちは、例えインパクトのある造形を成していたとしても、生活に必要とされる事が直感で感じ取れるようなスタイリングであれば、地域で暮らす人々の感性に応えることができると考えています。コージーデザイン建築設計は、建物自体の断熱性能を十分に確保した上で冷暖房設備だけに頼らず、積極的に自然エネルギーを利用する設計手法『パッシブデザイン』による建築設計を実践し、健康的で快適な室内環境をつくります。
流行りは追わない。必要な要素だけを選び出す。
間取りで言えば、シューズクローク、ロフト、スキップフロアー。設備ではオール電化、太陽光発電システムなどは住宅展示場や広告チラシを見れば当たり前のように存在する設計提案の代表的な例です。条件が合えば良い提案となると思います。ですが身体的条件や家族構成次第では収納や居住が不便になったり、電気代やメンテナンスコストが高くなったりといった事が起こります。建築への欲求や消費を喚起することと、個別に存在する『生活』を便利にするという提案は別のものです。私たちは、クライアント様のよりお伝え頂く言葉の意味を、ひとつひとつ読み解きながら生活に本当に必要とされる要素を建築計画へ活かすことで、建築コストの管理を行いながら将来の様々な変化に対応する為の柔軟性をデザインします。
家事をする。子育てする。食事する。寛ぐ。眠る。
道具としての使い勝手を考えます。

私たちはスタディプランをクライアント様に検討頂く際、ヒアリングさせて頂きながら「このプランであれば、朝目覚めてから夜眠るまでどのような行動をとるだろうか」を具体的に設計図面に落とし込んで行きます。時間軸で生活をなぞるのです。例えば、「目覚める」→「顔を洗う」→「食事する」→「出勤する」といったように、行動に不便はないかを確認します。次に、同じ時間軸で他の家族と動線がクロスしないかを確認。そして最後に、目覚めた時にどこに携帯電話があるのか、目覚まし時計をどこに置くのか、など細かい状況を想像します。ちょっと大雑把でしたが、このような地道な作業の繰り返しが『プランの精度』を磨き、設計の質を上げて行くのではないかと考えています。
CONCEPT-2
素材感をデザインする
感性が求める自然素材。
私たちは、デザインのベースに木・石・土などのいわゆる「自然素材」を豊富に使い、アクセントやメンテナンスを考慮すべき部分などは鉄・ガラスなどの「無機素材」を使います。そして工場生産されたメーカー建材ではなく、可能な限り職人の手仕事による木部材を使い木質感や柔らかさを表現するように心掛けています。

一般的に「自然素材」と呼ばれている建築材料を私たちは特に好んで使用しています。ですが、自然素材を多用することで人体、そして健康に良い“健康住宅”であると言うつもりはありません。確かに一定の調質作用などが認められる素材もあります。ですが、建築に携わる者として健康を声高に主張するには定量的なエビデンスが足りないと感じています。むしろ私たちが「自然素材」使う理由は、単純にその『質感・素材感』が好きだからです。
住宅を消耗品にしない。
不特定多数の人々を受け入れる商業施設などと違い、住人の心身が安らぐ為の家にはデザイン性と同時に「優しさ」と「経年美化」が必要だと考えています。機械的で冷たい質感よりも“温もり”がある素材を、不自然に光や艶を発するものより光を優しく散らすマットな風合いを、キズや汚れで単純に劣化して行くのではなく愛おしく自然に朽ちてゆく様を住まいのデザインに活かすことが心安らぐ空間には必要だと思うのです。

自然素材や職人の手による仕事は、ご家族と共に年を重ね、使い込まれるほどその味わいや表情が深まり、ちょっとした傷や汚れさえも住まいへの愛着へ変わるおおらかで不思議な魅力に溢れています。大量生産による工業製品にはない魅力だと思います。

私たちは外装・内装建材から既製品部材を排し、大工や職人の手仕事による自然な風合いとリアルな素材感や木質感を大切にしています。
木材
床や壁・天井のアクセント部分、収納・本棚・机などの造作家具、ドアなどの造作建具に木を使います。

特に手のひらや足の裏など、素肌と直接触れる部分の素材は質感が心地良い無垢の木を使用します。

プラスチック・ビニール素材も優れた素材ですが「冬の冷やっとした感じ」や「梅雨時のベタっとした感じ」は多くの方が不快に感じるはずです。木の持つサラッとした爽やかな質感や暖かみは、ゆっくりと心落ち着かせる住空間を創ると思うのです。
漆喰・珪藻土
漆喰は外装と内装の塗り壁、珪藻土は内装の塗り壁に使用しています。ランダムに職人の鏝で仕上げられた壁の表面はしっとりとしていて、その陰影が豊かな表情を見せてくれます。

壁紙に紙系壁紙、繊維系壁紙を使用しています。珪藻土、和紙、コットン、麻、ケナフといった素材から出来ています。塩化ビニル樹脂系壁紙(ビニールクロス)と違い、通気性・透湿性がありマットに仕上がります。

階段手摺、家具、庇などに使用しています。視覚的に繊細な造りでも強度が期待できます。また、カラーに自由度がありますのでアクセントとして空間 を引き締めます。
陶磁器質タイル、天然石タイル
キッチン・洗面・浴室など耐水性とデザインが求められる部位に使用します。国産から輸入品まで幅広く色々なデザイン・カラーのタイルがありますので、様々なデザインスタイルを表現し空間のアクセントとなります。
天然石材
空間的なアクセント・耐久性を要する部分、メンテナンスを考慮する部分に使用します。素材ごとの寸法精度が一定でないが故に自然な風合いと表現力がある素材です。木と土、緑と石。元来私たちが自然に対して持っているイメージ。それらが織りなす住空間、存在感が優しく癒してくれるひとつのデザインであると思うのです。
CONCEPT-3
快適さをデザインする
断熱計画・換気計画・冷暖房計画をしっかりと考えます。
私たちは『住宅』が住まい手を健康にすることが可能だとすれば、それは、「自然素材」ではなく、適切な建築計画がもたらす「温熱環境」が可能にするのだと考えています。例えば、仕上げ材に珪藻土や無垢の床などで調湿作用があったとしても、室内から発生する大量の水蒸気、屋外から侵入する梅雨時の湿気を「素材」が適正湿度にすることは不可能です。適切な断熱設計と換気システムなどによる確実な換気設計が行われていてこそ住空間の温度ムラや換気不足をなくし、その結果結露や結露に起因するカビ菌、シックハウス原因物質などに対して有効な対策が講じられるのです。UA値・ηA値などの性能数値を検討することはもちろん、カタログ値ではなく実際に建築する間取りで屋外が何℃の時に、どのような冷暖房運転をしたら、リビングは何℃になる、脱衣所は何℃になる、といった実測の温熱データを示せる建築設計事務所や工務店、住宅メーカーは少ないのではないでしょうか。

住宅の省エネルギー基準は「住宅の断熱性能」と「冷暖房や給湯などの設備の省エネ性能」の2つを合わせた性能が評価の対象となっています。つまり、断熱が一般的なレベルでも高効率なエアコンを設置すれば「省エネ住宅」として扱われます。冷暖房が勢いよく稼働していても省エネエアコンなら許されるのです。しかしそれは「省エネ住宅」であって、「快適な住宅」ではないのです。快適性は温度・湿度・気流速度・放射温度・床材の素材・着衣量・活動量などの要素で決まります。私たちは「暑い・寒い」を感覚で語らず理論的計算値に基づく断熱計画・換気計画・冷暖房計画を前提に、家庭ごとの間取りや生活スタイルを考慮した住まい方の提案を行い「本当に快適さを実感できる住まい」を提供致します。
断熱計画
厚生労働省や東京消防庁のデータからの推計で年間1万人以上が住宅内でのヒートショックが原因で死亡していると言われています。交通事故による死亡者数の実に2倍以上です。住宅に関するアンケートでの不満である項目の上位には「暑い・寒い」が必ずランクインされます。しかし、なぜか実際に建築を検討する時になると、自身が居住する家が具体的にどの程度「暖かい」そして「涼しい」のかクライアント様側から質問されることは稀です。家が暖かくて涼しいことは贅沢なことではありません。私たちは建築の実務者として、住まい手の「健康」と「生命」を守る為にも適切な断熱設計と条件の定量的な把握を行い、温度差の無い質の高い温熱環境を実現します。大切なのは、どのような断熱工法・素材を選ぶかではなく、具体的にどのような結果(室内温度環境)を得られるかなのです。
冷暖房計画
数値計算上、断熱性能に優れた住宅を建築すれば「暖かく・涼しい」のでしょうか。分厚い窓や断熱材を何重にも施工すれば快適なのでしょうか。長年高性能住宅を提供してきた私たちの答えは「それだけでは充分ではない。」です。「暖かい・涼しい」は主観的で感覚的なものだからです。子供とお年寄り、男性と女性で感じ方も違います。それまでの生活環境によって「暑がり」なご家族も、「寒がり」なご家族もいらっしゃいました。もちろん住宅の熱取得や損失を理論計算することは最低限必要だと思います。ですが住宅という箱を提供するだけでは住まい手に「本当快適な生活」を提供できないと考えています。住宅は引き渡して終わりではありません。実生活と長期的視点が大切だと考えています。個々にフレキシブに調節できること、設備費用・維持費用・電気代・ガス代などの経済的負担が少なく、機器が普及品・シンプルで心理的な運転ハードルが低くなることなどを考慮すべきだと思います。例えば冬期の設備としてすべての床に床暖房を設置したり、大容量の蓄熱式暖房機を何台も設置することは設備費用だけでなく電気代やメンテナンス費用の面で長期的にフルに使用することは大変なのではないでしょうか。

コージーデザイン建築設計ではQ値、U値などから冷暖房負荷を計算し、快適な生活に必要とされる冷暖房エネルギー量を算出します。その上で間取りや生活スタイルに合わせ、冷暖房方法の選定、能力(容量)と台数、設置場所、運転方法や運転時間、電気代など具体的に計画・提案して行きます。そして最後は、施主様に冬期であればコタツやストーブなど局所暖房の生活「採暖」から、家中を暖房空間と考える「暖房」の考え方と生活に慣れて頂くことに努力します。私たちは、快適に住まえる「現実的な」提案を重視しています。結果として、簡易性・経済性などとのバランスのとれた冷暖房計画が住宅の性能をフルに活用して頂けるからと知っているからです。
日射量・日射取得・通風計画
伝統民家に見られるように、日本の住文化には深い軒や庇・簾や葦簀といった「日射」を上手にコントロールする術がありました。「冬は室内にふんだんに陽光を採り込み、夏は遮る」のです。近年の住宅建築では冷暖房機器の普及と建物断熱性の向上で無視されている技術です。また、屋外が気持ちいい時は「風」を積極的に採りこみ室内を快適に保つことも大切です。

私たちは現代の建築技術に加え、日本の四季に適応してきた「自然エネルギーを活用する先人の知恵」を建築デザインに活かし、より質の高い「快適さ」を目指します。
セルロースファイバー断熱材
セルロースファイバーとは、天然の木質繊維系断熱材のことです。セルロースファイバーは、「断熱性」、「調湿性」、「防音性」に優れている断熱材です。また、製造時に排出されるCO2が非常に少なく「ボード状プラスチック系断熱材」に比べて約1/100という環境負荷の無い断熱材です。特に防音性・遮音性は特筆すべきものがあります。私たちは、「断熱施工の確実性」と、他の断熱材で壁の中での結露を防止する為に必要となっている、ビニールシートで居住空間を覆わなくて良いという点で採用しています。
デコスドライ工法[ http://www.decos.co.jp/
基礎外断熱
基礎外断熱工法とは基礎の外側に断熱材を貼る工法で、蓄熱体となった床下の基礎コンクリートの熱容量を室内側に取り込める為、安定した快適性と省エネルギー性に優れた住まいを実現します。外気に接する基礎コンクリート部分を土中からすっぽり厚い断熱材覆う為、床下の温熱環境を改善し、湿気の侵入も防ぎます。床下温度は夏期に22℃~23℃、冬期に14~16℃で安定し、室内の温熱環境を安定化します。
屋根断熱
屋根の断熱方法には、「天井断熱」と「屋根断熱」があります。文字通り天井面で断熱するか屋根面で断熱するのかですが、天井断熱で発生する夏期の日没後における小屋裏からの蓄熱による熱放射を防ぐことを目的として「屋根断熱」としています。
通気工法
屋根や外壁と建物の断熱層との間に「隙間」をつくり、屋外の空気が対流により流れるようにしています。冬季は室内より発生した湿気を排出し、梅雨時期や夏期には壁体内の湿気と外壁材・屋根材からの放射熱を上昇気流により効果的に排出し、躯体への湿気侵入や建物の温度上昇を抑制します。また、台風・暴風雨時に外装材等から雨水が侵入した場合に躯体防水層への雨水到達を抑制します。
遮熱材
屋根や外壁が発生させる熱放射による輻射熱が建物へ伝わるのを低減させます。通気工法と組み合わされることで効果を発揮します。
タイベックシルバー[ http://tyvek.co.jp/construction/product/silver/
ホール設置エアコン
夏期の冷房に使用します。私たちが建築計画する住まいでは、各居室に冷房設備を設置することはなく、ホールにエアコンを設置します。この1台で建物の温度上昇を抑え、家中を除湿します。居室にエアコンを設置しませんので肌に直接不快な冷風が当たる事がありません。
床下暖房
冬期の補助暖房として使用します。継続的に床下から暖め基礎コンクリートに蓄熱させることで外気温度に左右されない一定した室内環境となります。エアコン、温水ファンコンベクターなどの機器を設置します。
太陽熱集熱パネル暖房
間取りや敷地に制限があり、窓からの太陽熱の取得量が充分確保でない場合に「ダイレクトゲイン」や「日射取得」の補助として設置します。「太陽光発電システム」は熱エネルギーを電気エネルギーに変換し、再度熱エネルギーへと変換することが必要ですが、この「太陽熱集熱パネル」は太陽の熱で暖めた空気をそのまま熱として室内に採り込む為、エネルギーロスが少なく環境負荷のないグリーンエネルギーです。外気が5℃である場合、屋外の空気を30~35℃まで暖め室内へ送り暖房・蓄熱をします。
CONCEPT-4
安心をデザインする
目指すのは、”頼れる家守り(いえもり)”
私たちは「いい家」を設計し建築させて頂くことだけにその存在価値があるとは考えていません。クライアント様と出会い、ご相談頂き、一緒に考え、ご提案し、住まいの完成の喜びを共有する。その後もご家族の暮らしを「衣・食・住」の「住」を担う者として見守り、末永くサポートさせて頂く。施主様との出会いとその後に続く信頼関係こそが財産であり、私たちの存在価値であると考えます。人生の中で多くの時間を過ごす住まいだからこそ、住まいづくりのプロフェッショナルとして身近に頼れる存在でありたいのです。
コージーデザイン建築設計が一年間に設計
建築する住まいは6棟まで。すべてはその一棟のために

お施主様にとっては一生に一棟、私たちにとっても一生に一棟のお住まいです。設計も工事もしっかりと手間を惜しまなければ、よりクォリティの高いものとなります。年間棟数を制限し常に徹底監理できる体制にこだわるのは、安定した施工品質を維持し、プロジェクト毎に異なる、オリジナルで質の高い工事に取り組む為です。ご家族の大切な住まいを私たちも同じくらい大切にしたいという想いからです。
構造設計
地震、台風、積雪などの大きな外力から大切な家族を守る為の住まいには、適切な構造設計が必要です。私たちは無垢材でも集成材でも土台・柱・梁といった構造材は日本農林規格(JAS)認定材を使用します。JAS認定材は認定工場で含水率・強度を一本一本測定検査し結果が記され、その品質が保証されています。JAS機械等級区分製材を使用する最大のメリットは許容応力度計算(構造計算)による住宅性能表示制度に示される耐震性能の最高等級「耐震等級3」 相当の設計を行う場合において、その評価通りの強度で構造計算できることです。私たちは安全性・機能性・経済性を考慮し一棟一棟、現実的な安全設計をする事がご家族の生命と財産を守ると考えています。
シロアリ防除システム
一般的に行われている、建物内部で薬剤を床下や土台・柱へ散布する工事方法ではなく、建物の外側で基礎に沿って埋め込んだパイプから薬剤を土の中へ直接注入をする為、薬剤が室内空間へ揮発する心配がありません。居住してからも安心です。また、将来再び薬剤を注入した時も薬品臭に悩まされることもありませんのでシックハウス対策に有効です。そして、基礎外断熱に対して確実な効果を発揮します。

タームガードシステム[ http://www.termguard.jp/

また、外断熱に使用する断熱材には防蟻断熱材、土台の下には土台より上に白蟻が侵入するのを防ぐ為の防蟻テープ、など3重ものガードで白蟻の食害から住まいを守ります。
防水対策
現場工事中に、後々隠れてしまう部分(下地)の防水処理が完了した段階で、社内検査に加え第三者機関による「外装下地検査」を受けています。また、お引渡しより10年間雨水の侵入を防止する部分に関する保険が付保されます。

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